配管洗浄

冷媒配管洗浄とは

空調設備の入れ替え工事を行う場合、冷媒配管についても交換や配管洗浄が必要となります。
施工上の問題で、新たに配管を交換することが困難な場合や、まだ再利用できる配管を、省資源の観点から流用したい場合もでてきます。
既設冷媒配管内に異なる冷凍機油や不純物が残っていると、機器の故障原因につながるため、既設エアコン配管の流用には十分な洗浄が必要です。

洗浄方法と特長

洗浄方法

回収

1. フロン回収装置を用いて、回収作業を行います。
2. 回収が完了したら、室内機と室外機の配管接続を取り外します。
3. 室内機側の高圧側と低圧側配管をバイパスします。
4. 室外機側の高圧側と低圧側配管はそれぞれコネクターを取り付けます。
5. 洗浄用冷媒を用意し、室外機側の配管に接続します。
6. 真空ポンプによる空気抜きをし、液冷媒を配管内に充填します。

循環洗浄を開始

7. 冷媒ガス等の循環による洗浄を行います。

洗浄の特長

  • 既設機器の使用冷媒と同じ冷媒を使用するため、配管内の十分な洗浄が行えます。
  • 洗浄用の冷媒は再生し、再利用することで、再資源化することができます。
  • フロン回収装置により、残留フロンを完全に除去できるため、安定した空調運転をご提供できます。
  • 高圧ボンベを用いることでフロンの大気放出を防げます。

弊社施工現場

老人保健施設ハイマート/冷媒配管の洗浄作業

大阪府内某所/冷媒配管洗浄