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冷媒配管の再利用前に確認したいポイント

トピック

2026.04.07

はじめに

空調設備の更新工事において、既存の冷媒配管を再利用するケースは少なくありません。
工期短縮やコスト削減のメリットがある一方で、配管内部の状態を十分に確認せずに再利用した場合、更新後に不具合が発生する可能性があります。

①更新後に能力低下が発生する可能性

空調設備の更新工事において、室内機・室外機を新設し、既存の冷媒配管をそのまま再利用した場合、運転開始後に能力低下が発生する可能性があります。配管内部には、経年使用により蓄積した切り粉、溶接すす、鉄粉、劣化した冷凍機油などの異物が残留していることがあります。

これらの異物が冷媒や冷凍機油の流れに影響を与えることで、機器本来の性能を十分に発揮できない状態となる可能性があります。

そのため、既存配管を再利用する場合は、配管内部の状態確認および適切な洗浄の検討が重要となります。

 

②コンプレッサーに負荷がかかり不具合につながる可能性

過去にトラブル履歴のある空調設備や長期間使用された配管を再利用した場合、配管内部に残った異物が原因となり、コンプレッサーへ負荷がかかる可能性があります。運転開始後に異音の発生やエラー表示が発生し、調査の結果、配管内部の切り粉や鉄粉などの異物が影響していると考えられる状態となる場合があります。

このような場合、機器の早期不具合や追加対応が必要となる可能性があります。

 

③メーカー保証に影響する可能性

既存配管を再利用する場合、配管内部の状態や施工条件によっては、万が一の不具合発生時にメーカー保証の対象外となる可能性があります。特に冷媒ガスの種類が変更となる更新工事では、配管内部の残留物や冷凍機油の違いが影響する場合もあるため、事前の確認と適切な処置が重要となります。

 

このような場合は配管洗浄をご検討ください

以下のような条件に該当する場合は、冷媒配管洗浄の実施を推奨いたします。

■冷媒ガスの種類が変更となる更新工事(R22冷媒からR32、R410Aへの変更など)
■10年以上使用している空調設備
■過去にコンプレッサー焼損などのトラブル履歴がある
■既存配管の再利用を検討している
■空調設備の更新工事を予定している
■長期間停止していた設備

複数項目に該当する場合は、配管内部の状態確認および洗浄の検討をおすすめいたします。

 

トラブルを未然に防ぐために

冷媒配管内部の異物は外観から確認することが難しく、見えないリスクとして残る場合があります。

空調更新工事において既存配管を再利用する場合は、事前の状態確認および適切な洗浄を実施することで、更新後の安定稼働につながります。

当社の対応について

当社では、空調設備更新工事に伴う冷媒配管洗浄に対応しております。

現地調査にて配管の使用状況や過去の履歴を確認し、設備条件に応じた最適な洗浄方法をご提案いたします。
更新工事と一体での施工にも対応可能です。

工場・ビル・商業施設・医療施設など、さまざまな現場に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談

冷媒配管洗浄および空調設備更新に関するご相談、現地調査、お見積りはお気軽にお問い合わせください。図面や既存設備情報をもとにした事前確認も可能です。

施設の運用状況に配慮した最適なご提案をさせていただきます。

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